間欠ワイパーコントロール
(2002.11)

 スマートの間欠ワイパーは,最近では,速度に応じて間欠間隔が変わるそうですが,初期型には,勿論そんな機能はなく,15秒位の固定です。
 これと,フロントガラスの撥水加工で,通常の使用には,そんなに困らないんですが,ポツポツのときや雪が舞っているときなどは,早すぎることがあり,もう少し間隔を長くしたいなぁと思うことがありました。できれば,間隔調整が可能なものにして,ほかの車同様,ワイパーレバーで調整できるようにならんかな・・ということで,挑戦。
 

 まずは,純正の間欠ワイパーユニットがどうなっているのかを見てみようということで,メーターコラムを外して間欠音のする所を探ってみると,右奥の方に赤いリレーユニットが。早速外して,バラしてみると,中身は,結構アナログなタイマーで,時間を決めていそうな抵抗を見つけ(この辺は長年の経験と勘か・・笑),ついでに回路を追っかけてみる。フムフム,なるほど。と,その抵抗を外してユニットの外にケーブルで引き出し,適当なボリュームをつけてみると・・・・おっいける。500kΩで40秒位,30kΩで5秒位になりました。
純正ワイパーリレーユニットに,時間調整用配線を追加して引き出したところ。

 あとは,レバーへの組み込みだな,と構想しながら,とりあえず,コラムにボリュームを貼り付けてしばらく使ってました。・・・で,あとのレバーへの組み込みは以下の写真のとおり。

 ところで,最近のモデルの時間が変わるという間欠リレーはどうなってるんでしょうね?

まずは,ワイパーレバーのキャップを引っこ抜きます。かなり固いので,溝に電工工具を引っかけるなどして,はずみで手をぶつけないよう注意して。抜いたあとは,こうなってます。 中心部を切断します。 キャップの内側には,ライトスイッチ用のひっかかりがあるので,削り取ります。(ライトスイッチと部品は共通のようです。) キャップの奥には,ライトスイッチ用のカムが・・・。
ボリュームの組み込みベースを作ります。使ったのは,ダイソーの油引き2個100円(笑) 中心に穴を開けて,特殊小型ポリューム(500kΩ)を取付け。 ボリュームの軸には,キャップに合わせて,固定用の切れ込みを作ります。 キャップをかぶせたところ。
ベースの根元に3箇所の切欠きを入れてワイパーレバーにはめ込みます。キャップをはめてみて長さを調整(切断)します。 レバーの中を通したケーブルをリレーユニットに接続。 できあがり。 まわしたところ。
普通のポリュームなので300度位回りますが。(笑)

Updated 2004.01.25

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